裸足で走る『ベアフットランニング』でストレス発散!その効果と始め方を徹底解説します!

このページでは,裸足で走る『ベアフットランニング』でストレス発散!メンタルへの効果・始め方について説明しています.

こんな人に向けた記事

  • ベアフットランニングの効果ってなに?
  • ベアフットランニングを始めてみたい!
  • ストレスを発散したい!

実はこのベアフットランニング.

ここ10年間でランニング界隈で密かに流行っていることをご存知でしょうか?

 

ランニングシューズを履いて走るよりも「裸足」で走った方が,ストレスやメンタル,さらには頭まで良くしてくれる!という驚きの研究結果が分かってきたからなんですね.

そんなベアフットランニングの驚くべき効果について,しっかりと学んでいきましょう!

ストレス発散に悩んでいる人は必見の内容です!

ベアフットランニングの効果・メリットは?

ベアフットランニングは,素足で芝生や土の上を走るエクササイズのことを言います.

裸足で砂浜などを歩くと妙に心地がいいものですが,最近ではそんなベアフットランニングがメンタルに効果的だ!と示すデータがいくつか出てきました.

①ストレス発散・認知機能を上昇させる

ノースウエスタン大学による研究で,学生を以下の2つのグループに分けて実験を行いました.

  • グループ①:キャンパス内を「裸足で走る」
  • グループ②:キャンパス内を「ランニングシューズで走る」

2つのグループに15分間だけキャンパス内を走ってもらいました.

その後,全員に心理チェックと認知テストを行ったところ,裸足で走ったグループ①だけワーキングメモリ(短期記憶能力)の性能が16%も上昇し,同時にストレスレベルも大きく減少したことも確認されました.

つまり,裸足で走る(ベアフットランニング)だけで「頭も良くなる」&「ストレス解消」になるということなんですね.

たった15分の介入でこれだけの効果を発揮したので,ベアフットランニングは非常に効果的でメンタル改善に役立つと期待されています.

②足本来の機能を取り戻す

足本来の機能を取り戻す

古来の狩猟採集時代では「ランニングシューズ」なるものは存在しておらず,民族全員が素足で生活していたことは言うまでもないことでしょう.

屈強な肉体や足の筋肉によって,生活するために必要な道具や食料をたくましく獲得していました.

 

しかし,ランニングシューズを履くことが当たりまえになった現代において,クッション性の恩恵から,足は「守られすぎ,いわば過保護」な状態になっていることが事実としてあります.

シューズに依存した状態であれば,いつまで経っても足の筋肉は成長することはなく,逆に足の筋力や関節機能・バネは退行してどんどん活発な行動を取ることができなくなる可能性があります.

人類が本来もっていた足の機能を取り戻すことが「ベアフットランニング」のメリットの1つとなります.

③自然とランニングフォームが修正される

自然とランニングフォームが修正される

素足で走ると,着地衝撃をダイレクトに感じるので「どこの足の部位から着地すれば痛みを軽減できるか」「でこぼこした地面は走るのを避けよう」と自然と足の動きに注意が向くようになります.

すると,あなたは足から伝わる衝撃を最小限にするために「無駄のない走り」を心がけるようになってくるはずです.

 

これが古来,人類が確立したきた正しい「ランニングフォーム」なんですね.

ただ,ランニングシューズを脱いで走るだけで如何にあなたが間違って非効率なランニングをしていたのか?が分かるようになるわけです.

足の中央部で着地していたつもりのランナーが、裸足で走ってみたら踵から着いていることに気付くなんていうことが少なくないようです。

この足の着地位置は,ランナーにとっては非常に重要な情報です.

例えば踵で着地する場合は、足が重心より前に出てブレーキが掛かっていることになりあます.さらに,足の左右一方に着地が偏っているときは関節部などを痛める原因になります.

ベアフットランニングでランニングフォームが修正されるだけでなく,怪我の予防にもつながるんですね.

ベアフットランニングを始めてみよう・始め方

メリットだらけの「ベアフットランニング」!よしこれからやってみよう!という人に向けて3つ注意点があります.

①いきなり「裸足」は危険

まだ不慣れな素足(ベアフット)でランニングするのは危険です.

足の皮膚強度や関節強度が発達してない状態でランニングすると怪我をしてしまうリスクがあります.

完璧な裸足で走る前に「ベアフットランニングシューズ」で擬似的に素足で走る体験をすることが大切です.

自分のサイズに合ったベアフットランニングシューズをみつけて,素足に近い状態で無理なく練習を積んでいきましょう.

②まずはウォーキングから

まずはウォーキングから

ベアフットランニングシューズを履いたからとは言え,最初から走るのは足の怪我につながります.

最低限,以下の3つの情報が分かるまではウォーキングで済ませてください.

  • どこの足の部位から着地すれば痛みを感じないか?
  • どんな地面を歩けば痛みを感じないのか?
  • 痛みを感じない歩行スピードは?

最低でもベアフットランニングシューズでのウォーキングを1日5~10分を計2週間は続ける必要があります.

足の皮膚や関節がある程度強化されたらウォーキング→ランニングへと切り替えるのが最善の方法でしょう.

通常のランニングをした後のクールダウンとして裸足で歩くのも良いでしょう

③着地は足のつま先から

着地はつま先から

素足で着地するときは「足のつま先からが鉄則」です.

踵から着地してしまうと,進行方向に逆らって着地することになってブレーキをかけて走っていることになり、体や脚への負担が増すとされています.

 

イメージすると分かりやすいです.

あなたは今、アスファルト上に溜まった大きな水溜りの前に裸足で立っています。

助走をつけて思いっきりジャンプし、大きな水溜りを飛び越えてみてください。そのときに意識的に踵から着地するようイメージしましょう。

どうでしょう?

踵から着地すると痛みが激増するのがイメージできますよね.

人は地面に着地するとき,痛みを軽減させるために「つま先から」着地するように無意識に脳が足へメッセージを送っているんですね.

どこで走る?ベアフットランニングの場所は?

裸足でどこを走ればいいの?

ベアフットランニング初心者の方は、なるべく平らでフラットな整備されている場所で走ることをオススメします。

具体的には次のような場所が良いでしょう。

公園・ジム等のランニングコース

公園・ジム等のランニングコース

ランニングコースとして整備されている道は平らで安全な場所です。

まずは近くの公園またはジムのランニングコースに出向いて、ベアフットランニングシューズでウォーキングから始めてみましょう。

周りの視線が気になる方も、ランニングコースならその心配もないかと思います。

整備された芝生

子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」にアクセスすると、お住まいの近場の芝生や公園の情報が出てきます。

家族や友人といけそうな場所をピックアップしてから、休日の日にピクニックがてら素足ランニングを試してみるのも良さそうですね。

 

とにかく、凹凸が少なくて平らな場所でのランニングを心がけましょう。

慣れてくれば「海岸の砂場」や「でこぼこした山道」などにステップアップして足腰をもっと鍛えることができます。

とにかく安全第一!無理しない程度にベアフットランニングを楽しもう!

ストレスや認知機能に間違いなく効果的な運動法ではありますが、素足だとやはり関節を痛めたりなどの怪我が懸念されます。

いきなり長時間走るのはリスクがあるので、初心者の方は特に5~10分程度で、まずはベアフットランニングシューズを購入してから習慣にして頂くことをオススメします。

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