本記事ではお風呂に入るタイミングはいつ?ぐっすり眠れる最適な時間をご紹介しています。
自分がいつもお風呂に入ってるタイミングって実は体に悪かったりして??と心配な方って結構いるのではないでしょうか。
お風呂に入る最適なタイミングを知っているだけで睡眠の質がグンと上がるので、ストレスを抱えにくくなり生活の質を向上させることができます。
参考文献:スタンフォード式最高の睡眠:西野精治著。睡眠こそ最強の解決策である:マシューウォーカー著。
もくじ
1. お風呂に入ると眠気がくる理由
お風呂に入るタイミングをご紹介する前に、なぜお風呂に入ると眠気がくるのか?その理由ついて少し解説します。
①お風呂は深部体温を上げてくれる
40℃のお湯に15分入ると深部温度は0.5℃アップします。体温が上がった状態では眠気を感じることはできません。
お風呂に入っている(湯舟に浸かっている)ときは、通常収縮した血管が大きく開くため、血液が体の中を素早く循環してくれます。
これは夜に眠気を感じるための下準備になります。
②お風呂から出たら深部体温が下がる
スタンフォード大学の研究によると、深部体温が上がってから下がるときに眠気を感じることが分かっています。
お風呂で温まった体が、時間をかけて深部体温が下がってきます。
そのときに人は、眠気を感じるというわけです。
逆に、お風呂に入らなかった場合は体温を下げることができないため、お風呂に入らなかったときと比べると心地の良い睡眠をとることが難しくなります。
これらの理由が、お風呂に入ると眠気がくる理由になります。
次に、この知識を踏まえた上で、お風呂に入るタイミングはいつがベストなのか?その謎について答えていきます。
2. お風呂に入るタイミングは就寝の120分前
お風呂に入るタイミングは就寝の120分前がベストです。
たとえばあなたが夜の0時に寝ると決めているなら,その120分前の夜の10時くらいにお風呂に入ると良いということになります。
根拠が気になりますよね。分かりました。
次になぜお風呂に入るタイミングが就寝前の120分がベストなのか?の理由について詳しく説明していきたいと思います。
3. なぜお風呂に入るタイミングが寝る前の120分なのか
120分前という理由には大きく分けて2つあります.
- 日本人の平均入浴時間は30分前後だから
- お風呂から出て「90分後」に寝ると質の良い睡眠がとれるから
少しだけややこしいですが詳しく説明しますね。
①日本人の平均入浴時間は30分前後だから
日本人の平均入浴時間がおよそ30分なので,寝る前の120分前にお風呂に入るということは,すなわち
お風呂から出るタイミングが寝る前の90分ということになります.
では次に,なぜお風呂から出るタイミングが寝る前の90分がいいのか?について説明させてください.
②お風呂から出て「90分後」に寝ると質のよい睡眠がとれるから
なぜお風呂から出るタイミングが寝る前の90分がいいのか?
その理由はお風呂から出て90分後に寝ると質のよい睡眠がとれるからなんです.
先ほども説明しましたが、スタンフォード大学の研究によると、お風呂に入ると体温が上昇してお風呂から出て90分後あたりになると体温が一気に下がるということが分かっています.
この体温が一気に下がるときに人は眠気を感じ,そのときに寝ると質の良い睡眠がとれるようになるんです.
つまり,お風呂に入るタイミングを寝る前の120分に設定することで質の良い睡眠がとれるようになるということになります.
4. お風呂に入るタイミングは食前or食後のどっち?
痩せたい!ダイエットしたい!という方のお風呂に入るタイミングは『食前』がいいらしいです。
どの本を探してもダイエットとお風呂に関するデータが無かったので確実とは言えませんが理由は『お風呂上がりは体中に血液が循環するので、食欲を抑えられて食べる量が少なくなるから』だということです。
食前or食後(わたしの場合)
わたしの場合は毎日『食後』にお風呂に入るようにしています。
5. お風呂に入るタイミング:まとめ
お風呂に入るタイミングは寝る前の120分(2時間)
『120分』はあなたの入浴時間で前後します。
この記事では☝の式を覚えるだけで結構です。
お風呂に入るタイミングをちょっと意識して変えるだけで、あなたの睡眠の質がガラっと一片すること間違いありません。
ちなみにわたしは毎日、お風呂に上がってから90分キッカリに布団に入るようにしています。体温が下がるタイミングを知っているだけで、ホントにスッと眠りに入ることができるようになりました。
あなたも今日からお風呂に入る時間を見直して、睡眠の質を向上させて、さらには生活の質もよくしていきましょう!
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