このような悩みにお答えします。
✓目次<本記事の内容>
本記事では、眠るときに最適な室温、とその理由。また手首足首を温めると寝つきが良くなる方法まで詳しく解説しています。
夜中、暑苦しくて眠れない!と困っている方はぜひ参考にしてください。
もくじ
室温を○○℃にするだけで睡眠の質が上がる
「あ~~~今日暑すぎてぜんっぜん寝れないわ!!」
みなさんはこういった経験をしたことが必ずあるのではないでしょうか?
この「暑すぎて寝れない」にはきちんとした理由があるのです。
以下ではこの暑すぎて寝れない理由と、暑すぎて寝れないなら室温は何度にすればいいのか?まで分かりやすく説明しています。
まずは、暑すぎて眠れない理由、仕組みを説明していきます。
体温が下がるとき、眠気はやってくる
人が眠気を感じるときは「体温が下がっているとき」と数々の睡眠実験の結果で分かっています。
あなたは一日の疲れを癒すためにお風呂に入りますよね?
お風呂を入った後って、とても眠気を感じませんか?
それは体の芯が温まって心地よくなったから眠気を感じているのではなく、「身体の芯が温まって血流が良くなり、身体から熱を放出しやすくなって体温が下がるから」眠気を感じていたんです。
つまり、人が眠りにつきやすい室温というのは「体温を下げるために、室温もそれに合わせて下げる」ことが重要だと言うことです。
ここで、室温が高くてじめじめした環境で眠りにつくとしたらどうなりますか?
「体からの熱を放出しづらくなって体温が下がりにくくなる」
暑い日に眠れない理由は、体温が下がらないことから寝つきが悪くなる、というメカニズムだったんですね。
睡眠の質を上げたければ室温を18.3℃にするべし
お待たせしました。ずばり寝る時に最適な室温は「18.3℃」です。
なぜ18.3℃なのか。その理由は「室温を変化させて寝る、という実験を繰り返して18.3℃が最も深いノンレム睡眠を確保できた時間が長かったから」という理由です。
世界各国の睡眠研究者からのデータで算出された数値なので信頼性は高いかと思われます。
もちろん個人差があります。ぴったり18.3℃にしなければいけないわけではありません。あくまでも目安程度で考えてください。
しかし、寒ければ良いという理由で室温を下げすぎるのはやめてください。
室温を12.5℃以下にして眠るのは逆にノンレム睡眠の質を下げる原因につながります。
とはいえ、日本人は室温を20~22℃と高すぎる傾向があると睡眠外来の先生はおっしゃっています。不眠症でお悩みの方は室温下げてみると良いかもしれませんね。
(不眠症でお困りの方は↓の記事に薬に頼らない不眠症対策6選紹介しております)
手首、足首を温めて寝るとなおよし
室温を下げて体温を下げる方法も良いのですが、さらに「手首、足首を温めて寝るなお睡眠の質を上げる」ことができます。
理由も上とほぼ同じです。
手首足首を温めて寝ること血流が良くなります。血流が良くなるということは手や足から熱を放出することにつながるのです。
手や足から熱を放出することで全体的に体温を下げることができるので、その分睡眠の質が上がるというわけですね。
↓の記事に、この手首足首を温める方法以外にも睡眠の質を上げる方法を紹介しています。興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
今回はこれで以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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