こういった悩みにお答えします。
✓目次<本記事の内容>
- ダイエットを成功させるには十分な睡眠が超大事
- 睡眠不足は食欲を加速させるホルモンを分泌してしまう
- 睡眠が不足するとジャンクな食べ物が食べたくなる
- 脂肪だけを落としたければ、睡眠を十分とるべし
本記事では、睡眠とダイエット(肥満)について詳しく説明しています。
ダイエットに成功したいという方はぜひ参考にしてみてください。
もくじ
ダイエットを成功させるには十分な睡眠が超大事
「ダイエット中の方は、睡眠が十分に足りていないと食欲が増進されてダイエットに失敗しやすい」ということが数々の研究データで解明されています。
肥満と睡眠の関係は深いつながりがあるにも関わらず、それを気にせずカロリー制限や運動ばかりをしている方が多い気がします。
「睡眠を制すことでダイエットを制すことができる」と言っても過言ではありません。
もしあなたが今、カロリー制限や運動ばかりをして睡眠について何も考えていなかったのであれば、本記事を読んでそれを活かしてもらえるのならば幸いです。
以下ではこれらの仕組みや原因を詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。
睡眠不足は食欲を加速させるホルモンを分泌してしまう
なぜ睡眠不足が肥満の原因になってしまうのでしょうか?
それは睡眠不足によって「食欲を加速させるホルモンが体内で分泌される」からということが分かっています。
具体的に説明します。
睡眠不足が続くと「食欲を抑制するレプチン」というホルモンと「食欲を増進するグレリン、エンドカナビノイド(大麻とよく似た成分)」というホルモンが体内で分泌されるようになります。
これらのホルモンが過度に分泌されるため食欲が加速してしまい、それによって食べ過ぎると言ったことが起こるわけです。
これがダイエットに失敗する原因にもなっています。
睡眠が不足するとジャンクな食べ物が食べたくなる
睡眠が不足すると食べる量が増えるだけではなく、食べ物の内容まで変わってくることが分かっています。
具体的に言うと
- 甘いもの(クッキー、チョコレート、アイスクリームなど)
- 炭水化物(パン、パスタなど)
- しょっぱいスナック菓子(ポテトチップス、プレッツェルなど)
などのジャンクな食べ物の消費が30~40%増加するということが実験で分かりました。
タンパク質、乳製品、脂肪などはそこまで変わらず10~15%増加したという結果でした。
その理由は、「脳の活動がより原始的になるから」ということでした。
睡眠が不足しているときの脳の活動を見てみると、前頭前皮質と正しい判断をコントロールする部位が正常に働いていないことが分かったのです。
正しい判断が失われることで、食欲のコントロールにブレーキをかけることができないため正常が判断ができずにジャンクな食べ物を食べたくなるという訳ですね。
原始的な脳というのは高カロリーな食べ物を欲しているのです。
脂肪だけを落としたければ、睡眠を十分とるべし
以上の説明からわかる通り、睡眠不足が食欲を増進させてしまうことが分かりました。
ということは逆に、「十分な睡眠をとることで食欲増進のホルモンの分泌を抑えることができ、脳が正常な判断をすることで食欲をコントロールすることができる」という訳です。
つまり、ダイエットに成功しやすいという訳です。
また、「脂肪だけ」を落としたいのであればカロリー制限だけでは足りません。カロリー制限しただけでは体重は落ちますが「脂肪は落ちずに筋肉が落ちている」ことが分かっています。
カロリー制限をしただけで睡眠が5時間半の人たちを観察した実験では、落ちた体重の70%が筋肉だったという実験結果が出たそうです。
逆に7時間半の十分な睡眠をとったグループは落ちた体重の50%が脂肪だったということも分かっています。
ダイエットに挑戦する上で、カロリー制限や運動の方法などばかりに気を取られすぎて「睡眠」については目がいかない方が多いことでしょう。
しかし、この記事を読んだあなたはもう大丈夫です。ただ睡眠を十分にとることでダイエットに成功する確率が飛躍的にアップします。
十分な睡眠というのは個人差がもちろんありますが、「7~8時間程度の睡眠」であれば十分な睡眠と言えるでしょう。
また、睡眠時間も大事ですがそれ以上に良質な睡眠もとることもダイエットにとっては欠かせない要素にもなっています。↓に質の良い睡眠の方法の記事を載せて置きますので参考にしてください。
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