このような悩みにお答えします。
こんな人向けの記事です。
- 本で人生を豊かにしたい
- 本の内容を長期間記憶に残したい
- 膨大な教養や知識をスキルとして仕事に活かしたい
本記事では一生記憶に残す5つの本の読み方「メタ認知読書術」を徹底解説しています。
せっかく本を読んだのに内容が頭からすっぽりと抜け落ちてショック!という経験をしたことがあるのではないでしょうか?
それは大変時間とお金がもったいないと言わざる負えないでしょう。
かくいう私もこの「メタ認知読書術」を知る前までは、ただ適当に本を流し読みしては次の本。流し読みしては次の本。。。というように、何の意味もないことを繰り替えしていました。
しかし、メタ認知読書術を知ってからは本を読む姿勢が一変したんです。わたしは月に6~7冊の本を必ず読むようにしていますが、記憶の定着率が段違いにUPしたんですね。(体感的には3倍ほど記憶力がUP)。
この読書術を知らない人は今すぐ学んで実践するべきです。愛読家で本をたくさん読んでいる人ならなおさら知っておかなければならないと思います。
前置きはこれくらいにして、さっそくメタ認知読書術について詳しく解説していきます!
もくじ
一生記憶に残す5つの本の読み方
長期にわたって記憶に残すためには今から紹介する5つのポイントに注意してください。全部できれば素晴らしいですが、はじめのころは1~2つだけ実践するだけでも効果が見込めます。
①プリディクティング(Pridicting)
和訳:Predict⇒予想する
一言で説明すると、本を読む前に自分が今もっている知識で本の内容をある程度予測してみるという読書術になります。
予測してた本の内容と実際に書かれていた本の内容のが違った場合、それはあなたにとって裏切られた(意外性があった)ということになります。この意外性が記憶に残るというカラクリなんです。
具体例をだして説明します。
メンタリストDaigoさんの「長時間術」という本をあなたが読もう!としたとします☟
これがプリディクティングです。
あなたが現時点でもっている知識の範囲で「スケジュールをこまめに刻むことで時間を無駄なく有効に使える!」と予想したわけです。
しかし実際にこの本を読んでみると、タスクスケジュールに関してはほとんど触れられておらず「不安や焦りが原因でみんな時間がない!と錯覚している。だから時間を増やしたいんだったら、まず不安や焦りを取りのぞく作業をしなければならない」という予期せぬ事実が書かれていました。
これが意外性となってあなたの記憶に長期にわたって定着するというわけですね。
プリディクティングするときには、はじめにノートやメモ帳に予想する内容をメモしておくとさらに効果が上がります。スマホをつかって音声で記録に残しても大丈夫です。
そのメモは、本を読み終わったら見直して自己採点してみましょう。どれだけ自分の知識と経験に差(ギャップ)があったのかを点数で記録してみてください。点数が高ければ高いほど、意外性があった素晴らしい本ということが分かります。
プリディクティングするのかしないのか。だけでも記憶の定着率が大きく変わってきます。少しめんどくさいですが、実践してみる価値はアリですよ。
②ヴィジュアライジング(visualizing)
和訳:Visual⇒見た目
漫画や小説が記憶に残りやすい理由ってご存知ですか?
それはあなたが書いてある文字を頭の中でビジュアル化して映像として記憶に残しているからです。
しかし、実用書やビジネス書なんかはストーリーがないから映像化することって難しいですよね?だから記憶の定着率がグッと落ちてしまうわけです。
ここで登場する読書術がヴィジュアライジング。
映像に残すのはキャラクターやストーリーではなく論理構造です。
たとえば
問題提起⇒悩み⇒解決策⇒具体例⇒まとめ。。。
というような論理展開を頭の中でイメージとして、それを記憶に落とし込むという読書術になります。
マインドマップなどを利用して論理構造をイメージ化すると、すっきりと内容を整理することができます。マインドマップについては☟の本がおすすめです。
ちなみにこれは速読としても大きな効果を発揮してくれます。論理構造がある程度把握できていると次の文章が論理展開が予測できるからです。
③コネクティング(Connecting)
和訳:Connect⇒結びつける
一言で言うと知っていることと結びつける手法です。
「あれ?この内容違う本でも見たな?」「この話は前に経験したことがある!」など、過去の記憶と結びつけることによって記憶の定着率がUPすることが研究でも明らかになっているんです。
実は、記憶力世界チャンピオンも利用しているのがこのコネクティング。
「記憶の宮殿」といって頭の中で架空の宮殿を作り、エントランスの壁紙には「3」という数字を。階段の上から2番目には「6」という数字を。。。
いわゆる、記憶の地図のようなものです。それぞれの記憶が頭の中の記憶の宮殿にあるものとひも付いているので、宮殿の中を歩き回れば探しているものをみつけることができるんですね。
④サマライジング(summarizing)
和訳:summary⇒要約する
ようするに読書術とも呼ばれています。
この本は長々と説明してるけど、一言で言うならこういうことだよね!と自分の頭をつかって要約することで記憶の定着がグンとUPすることが分かっています。
「長時間術」の例をつかうと、ようするに「物理的な時間は誰しも余っているわけだから、時間がない!っていう錯覚から治していかないといけないよね。そのためには焦りと不安をなくすためにストレス対策やらをすることが重要なんだな」といった具合です。
これは本の各セクション毎にするとさらに効果的。読書を一旦ストップして、セクション毎にサマライジングをしてあげると記憶力UPにつながります。
サマライジングはメモ帳でも声に出して言っても構いません。わたしは音声で声に出してサマライジングを心がけています。頭の中も整理できて一石二鳥です。
⑤クエスチョニング(questioning)
和訳:Quesntion⇒質問する
この読書術は5つのポイントの中でも最も強力な技になります。このクエスチョニングを1つだけ実践して頂けるだけでもかなりの効果が期待できます。
方法はいたって簡単。次に紹介する質問を読み終えた本に向かって答えてみてください。
- その本の問題提起はなに?
- その本から何を学んだ?一言で言うと?
- 他の本と違う要素はなに?
- タイトルは本の内容と一致しているか?自分でリタイトルしてみる
- その本で一か所だけ線を引くならどこ?
本来は15個ほどの質問項目があるようですが、あまりにも多いとやる気がなくなると思うので5個だけ取り上げてみました。
質問してそれに答える作業を繰りかえしすることで、記憶により定着することが分かっています。学生時代の一問一答の参考書ですぐに答えられるのはこれが理由です。
そういう人は「サマライジング」でも言いましたがようするに読書術をオススメします。
ようするにこの本は何を言いたかったのか?これを各セクション毎に質問して答えるだけでも格段に記憶の残り方が変わってくるはずです。とにかく自分の頭をつかって要約してみることが重要になります。
人生を豊かにするための本の読み方
成功者口をそろえて言う言葉「本をたくさん読んだから今のわたしがある」
本は成功者の体験や知識の宝庫です。なにかにチャレンジしようとしたときに成功者のマネをすることが一番の早道であることはみなさんもご存知のことだと思います。
その知識を長期にわたって記憶することが、周り回って成功につながります。本の読み方1つ変えるだけであなたの今の人生が180度変わらないとも言い切れません。
本記事で紹介した5つの本の読み方「メタ認知読書術」を1つでもいいから実践してみて、今までとは違う読書習慣を送ってみてください。
記憶の残り方が段違いに変わってくることが体感できるはずです。
知識量で差をつけろ!社会人になって読書を習慣にする7つの簡単な方法をご紹介。
コメントを残す