休日の日はいつもフォートナイトばかりして他の勉強や仕事や趣味に時間を割けない方って結構多いのではないでしょうか?
実はわたしもフォートナイトをシーズン3からやっておりまして、フォートナイトが面白すぎて毎日3~5時間は固定でプレイしていた記憶があります。
最近ちまたで噂になっているフォートナイトなどのオンラインFPSの中毒性の問題がありますが。。
なぜ、わたしたちはフォートナイトなどのFPSゲームの中毒性・依存性から抜け出すことができないのでしょうか?
本記事ではフォートナイトの中毒性がなぜ強いのか?そしてフォートナイトをやめるためにはどうすればいいのか?について解説しています。
フォートナイトで人生を棒に振るなんてことがないように、勉強の一環としてしっかりとこの記事を読んで生活を振り返りましょう!
もくじ
フォートナイトの中毒性・依存性が高い理由
フォートナイトの中毒性・依存性が高い理由は大きく5つ考えられます。
①バトルロイヤル(生き残り)というゲームシステム
EPICなどのバトルロイヤル(生き残り)というゲームシステムを利用しているオンラインゲームはわたしたちの生存本能を利用しています
これは狩猟時代までさかのぼります。
私たちは狩猟時代、ホモサピエンスの時代から日々、マンモスや木の実、魚を子孫を残すために命がけで生活していました。
いわば毎日がバトルロイヤル。一日でも休んだら明日の食料はないという過酷な状況、緊張下で生活を余儀なくされていました。(歴史で習ったよね)
この生き残りたい!という生存本能は遺伝子レベルでわたしたちの脳に刷り込まれています。
この遺伝子レベルで刷り込まれている生き残り生存本能をこのフォートナイトなどのバトルロイヤルゲームは利用しているんですね。だからプレイするとほどよい緊張感とスリルが楽しめる。
さらに一度マッチで負けてしまったらリスポーンすることができない(ソロ以外は別)ので、毎試合集中して生き残りをかけてバトルすることになります。
②負けたら悔しい!という心理状態を利用している
あなたは負けず嫌いな性格ですか?
誰でも敵に打ち負かされたらいい気分はしません。どうにかして相手をぎゃふん!と言わせたい衝動に駆られます。
実はこの人間の負けず嫌いな性格につけこんで作られたのが、オンラインFPS全般に作られたゲーム。
フォートナイトだけでなくスプラトゥーンや荒野行動、PUBGなどのオンライン対戦できるゲーム全般は、この心理状態が如何に強力なものか知っているから作られたんですね。
フォートナイトが全くやめられない!終わりどきが分からない!という人はこの心理にまんまと引っかかっている可能性があります。
③敵をキルしたときに出る快楽ホルモン「ドーパミン」
敵をキルしたときに脳から快楽ホルモンである「ドーパミン」が分泌されることが分かっています。
このドーパミンはギャンブルやタバコ、薬物と同じで、一度快楽を体感してしまうとそれを本能的に求めてしまうという中毒性・依存性があることも数々の研究で明らかになっているんです。
海外ではフォートナイトの依存性を危惧して、フォートナイト依存にならないための授業が行われているほど。それほど危険視されているのがオンラインFPSゲームなんですね。
ヘビースモーカーや薬物中毒者がやめられないと同様に、フォートナイトの依存性からも脱出することはかなり難しいでしょう。(ヘビーフォートナイターとでも言いましょうか)
さらにはフォートナイト重課金者となると、やめたらスキンがもったいない!という損失回避と呼ばれる心理によってより中毒性に拍車をかけることになります。
④世界的に人気で「みんながやっている」という社会的心理
この心理はソーシャルビヘイブという心理状態のことを言います。もっと具体的に言うと
みんなが使っているからこの商品を自分も使おう!大丈夫!みんなも使ってるから安心だよ!
いわゆる口コミというやつです。企業の商品説明記事をみるよりAmazonのレビューを見て他人の意見を聴く方が正しい。と思いますよね。
それに似たことが爆発的に人気になったフォートナイトの世界でも起こっているということです。フォートナイトがやめられない理由の1つとして覚えておきましょう。
⑤建築という新要素
なんと言ってもフォートナイト。建築が楽しすぎますよね。
荒野行動やPUBGなどのバトルロイヤルにはないこの建築という新要素が新鮮で面白くて仕方がない。
はじめの初心者のころは建築技術はままならないんですが、徐々に慣れてくると自分が魔術師になったかのように素早く建築を展開できるようになる。あなのときの快感は計り知れないものがあります。
心理学的に言うとこれはエージェンシーという心理状態です。
主体的に自分がものごとをコントロールしているような感覚。そこに人は安心感を覚えます。建築は自由度が高いので自分がコントロールしている感覚に陥りやすい。(敵から撃たれたら壁をはる、建築で敵の上をとる等)
自分の人生は他人にられるより自分で決める方が悔いが残らないし安心もする。それがエージェンシーという心理なんですね。
どうすればフォートナイト依存から抜け出せるのか?
つづいて、どうすればフォートナイト依存から抜け出せるのか?についていくつかご紹介したいと思います。
フォートナイトをやめたときのメリット
- 他の趣味がみつかった(ブログ、本)
- 勉強する時間が増えた
- リアルで友達と遊ぶ時間が増えた
わたしはこれらの方法を実践したところフォートナイトをやめてからすでに3カ月が経過しています。3カ月間一切PS4にすら触っていません。
代わりに心理学等を独学で学ぶようになって、ブログもリサーチなしで書けるレベルにまでになりました。
それではその方法を紹介していきます!
①20秒ルール(双曲割引)
これが1番強力でした。
20秒ルールとは、PS4やswitch、PCでフォートナイトをプレイするために20秒程度の手間を意図的にかけるというルールのことを言います。
具体的に言うと
- PS4スリープモードではなく電源から切る
- PS4を押し入れの中にしまう
- PS4とコントローラーを別の場所に保管する
わたしの場合はPS4をPS4を購入したときについてきた箱の中に全部片づけて押し入れの中にしまいました。
するとフォートナイトをプレイしたくても、押し入れの中から出すのが面倒くさくてプレイする回数がどんどん減っていったんですね。
PS4やswitchのユーザーであればこの方法を使えますが、PCやスマホでフォートナイトをプレイしている方だったら、フォートナイトのアンインストールが最も効果的ではないでしょうか?
もう一度インストールしなおぜばプレイはできますが、ダウンロードまで時間がかかるので、プレイしよう!という気持ちが少しはなくなる可能性があります。
人間というのは手間が大嫌いな生き物です。たとえば、お菓子をテーブルの上に置いていたらつい手を伸ばして食べてしまうという例では、手間をかけずにすぐにおいしいお菓子が食べれるからなんですね。
これを実践すると「時間が空いたときに暇だからフォートナイトを起動する」という機会が少なくなりました。これは経験談なので全員に効果的かどうかは分かりませんが、やってみる価値は十分にあると思います。
②if thenプラニング
if thenプラニングという方法もフォートナイトをやめたい方にはおすすめの方法です。if thenプラニングとは
というめちゃめちゃ簡単なルールです。
たとえば
これをフォートナイトに適応すると
if「フォートナイトがしたくなったら」⇒then「YouTubeの動画を観る」
thenの部分はあなたが決めてもOK。「本を読む」でも「音楽を聴く」でも構いません。
案外単純なこのif thenルールがフォートナイトをやめるときに結構効果的でした。thenの部分を「フォートナイトの動画を観る」でも構いません。プレイしないことが目的なので、動画を観る分には全然OKです。
③いっそのことPS4やswitchを売る
これは最終手段です。
どうしてもフォートナイトがやめられないという方はPS4、switchを売っちゃいましょう。売ってしまえば強制的にフォートナイトのプレイができなくります。
フォートナイトがなくなれば人間は退屈を嫌う生き物なので、また新しい趣味をみつけることになります。わたしの場合は実用書を読むことが趣味になりました(知識つけるのが好きになった)。あとカラオケとかも好きになりました。
フォートナイトよりも楽しい趣味をみつけることができたなら万々歳です。
フォートナイト楽しいですがプレイはほどほどに
わたしは別にフォートナイトを今すぐやめろ!と言っているわけではありません。
普通に学校や仕事に通って、嗜む程度にフォートナイトを楽しめればそれはとても幸せなことだと思います。
わたしが警鐘を鳴らしているターゲットは、フォートナイト中毒で普通の私生活がまともにできていない人です。
フォートナイトで学校をサボったり友達との約束をブッチしたりする人は中毒のサインです。対策が必要になります。
フォートナイトはとても楽しいです。わたしもプレイしていたので気持ちはよく分かります。やめろとは言っていません。
ただし。やり過ぎは禁物。
親御さんと時間を決めたりして、楽しいフォートナイト生活を満喫できるような人になろう!
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