こんな人向けの記事です。
- 『サイコパスに学ぶ成功法則』の評判って?
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もくじ
『サイコパスに学ぶ成功法則』の評価
『サイコパスに学ぶ成功法則』【さらっと要約】
本書は以下の構成で書かれています。
- 序章 成功を手に入れる方法ーそれはサイコパスになることー
- 第1章 成功へ扉を開くための実践マニュアル
- 第2章 いいヤツ、悪いヤツ、サイコパス
- 第3章 よきサイコパスになるための宣伝
- 第4章 実行あるのみーやるべき事に着手する、実践的なヒント
- 第5章 ここぞというときに、やり遂げる
- 第6章 自分に正直になり、”自信”という土台を築く
- 第7章 説得はロケット工学のように難しくない
- 第8章 怒りを抑えるーそれは、あなたの問題ではなく、相手の問題だ!
- 第9章 いまを生きる
- 第10章 心のスイッチをオフにして動くー考えるのはそのあとでいいー
全章は解説しませんが、本書の大事なさわりの部分をさっくりとまとめましたので参考にお読みください。
“よい”サイコパスは成功を収める
本書ではサイコパスには大きく2つに分けて「悪いサイコパス」と「よいサイコパス」が存在すると主張されています。
悪いサイコパスとは、みなさんが今現在お持ちのサイコパスに対するイメージとそのまま同じで、冷酷で頭のネジが外れているような衝動性の高いクレイジーな人間のことを指します。
一方のよいサイコパスとは、悪いサイコパスの性格を持ってはいますが、その衝動性や冷酷のコントロール(本書ではダイヤルと表現されている)をうまくできる人間のことを指します。
本書ではこの「よいサイコパス」を目指すことによって成功を収めることができると書かれています。よいサイコパスを目指すにはサイコパス特有の性格を身に着けなければなりません。サイコパス特有の性格とはざっくり11コあります。
- 冷酷
- 恐怖心の欠如
- 衝動性
- 自信
- 高い集中力
- 重圧下での冷静さ
- 精神的な強さ
- 魅力
- カリスマ性
- 共感度の低さ
- 良心の欠如
これら11コのサイコパスの性格を身に着けることによって、人生で成功を収めることができる、よいサイコパスになることができるのです。
では、これらの性格を身に着けるためにはどうすればよいのか?それは第3章「よきサイコパスになるための宣言」で詳細に書かれています。
成功のための七大行動原則
本書の最も大事な項目になります。
よいサイコパスになるための七大行動原則とは
- 実行あるのみ
- ここぞというときに、やり遂げる
- 自分に正直になる
- 説得の黒帯になる
- 我慢せずで怒りを抑える
- いまを生きる
- 感情に流されずに行動する
1つずつ簡単に説明しますね。
①実行あるのみ
何かをやる!と決めたらすぐにやるのがサイコパスの素晴らしい特徴の1つです。先延ばしにすればするほど、それから得られる収穫や成果が時間とともに薄れていくことも研究結果で分かっているとのこと。
そこで、先延ばしをしやすい人の特徴は3つあると言います。
- 決断できない⇒熟考型
- 失敗を恐れる⇒回避型
- 完璧にできないと満足できない⇒完璧主義型
これらの3つのタイプのどれか一つに当てはまるとするなら、あなたは先延ばしをしやすいタイプだということになります。(ちなみに筆者は完璧主義型でした)
本書ではさらに、これら3つの先延ばしの性格を改善するために実践的なヒントを5つ紹介しています。それがこちら。
- 自分がやりたいことをやっている姿を想像する
- やるべきことの内容を細かく分割し、分析する
- 将来を見据える
- 自分自身と時間契約を結び、それ以外のことから自分を隔離する
- 時間を短縮する
各項目の具体的なやり方は本書を読めばより詳しく理解することができます。
②ここぞ、というときにやり遂げる
何かに挑戦する!と決めたときは、それを成し遂げるまで全力で打ち込むのがサイコパスの良い点であると主張されています。
全力でそれをやり遂げるためには、それから生じる損失の可能性を考えてはいけません。そこから生まれる利益のことだけを考えて行動するのがよいサイコパスだと書かれています。
また、他にも実践的なヒントが書かれています。
- 自分が本当に望んでいるものは何かを理解する
- 全力で取り組む
- 効率化する
- 結果を重視する
- たとえでイメージする
- 最適な時間帯
ここぞ、というときにやり遂げるための6つのヒントになります。
「最適な時間帯」について少し解説すると、たとえばあなたの仕事が批判的な考え方と意思決定に関わるものであれば、その能力が最大になるのは朝です。
集中力を維持するのに最適な時間は午前中。なぜなら集中するには意志の力が必要であり、意志の力は筋肉が疲れていくように、朝から夜へと時間が進むにつれて段々弱くなっていくからです。
③自分に正直になる
周りの意見に流されずに、自由に意志を貫ける人は尊敬され、好かれ、そして貴重な財産でもあります。
自分が思ったことは周りの目を気にせずにはっきりと「ノー」と言える人が、自分に正直になるための第一歩になります。
そこで「自分に正直になり、拒絶する方法を3つ」をご紹介します。
- 罪悪感を抱かない
- 拒否が正当であることを示す
- あなたの拒絶が相手の利益になることをでっちあげる
拒絶するときには相手の利益になること(私的利益感)を提示することが大事だと主張されています。日常的な些細なことを断る練習から始めることによって、正直になれる自分に出会うことができるのです。
④説得の黒帯になる
他人を説得するためのノウハウを5つ紹介しています。
★5つの説得術(SPICE)
- Simplicity(単純性)
- Perceived self-interest(私的利益感)
- Incongruity(意外性)
- Confidence(自身)
- Empathy(共感)
この5つの説得術を使いこなせれば、どんな相手でも自由自在に説得できるようになると言います。詳しくは本書をご覧ください。説明すると長くなりすぎるので。
⑤我慢せずで怒りを抑える
サイコパスは不屈の立ち直り能力を持っていて、人生において”冷酷な仕打ちを受けてもまったく気にしない”姿勢を貫いています。
こうした態度は自身の利益にあまりにも無頓着であるようにみえますが、一方で非常に有益な場合もあるということが述べられています。
怒りを感じたとき、サイコパスは個人的な屈辱として受け止めないことが特徴です。そもそも他人の怒りは自分に責任はないと感じることが大半なのです。怒りを制御できない相手が悪い!とそういうことですね。
そもそも怒りやストレスをどう受け取るかは私たち次第で決まります。怒りは選択できるし決定は全て自分次第なのです。
本書では、怒りを比喩として「心の火災」として表現されています。心の火災の火花の原因、燃えている物質、燃え続けるための酸素を断ち切るための方法を順を追って説明がなされています。
⑥今を生きる
よいサイコパスは現在を十分に満喫すること、後悔にも悩まされず、結果にも無関心な傾向があると知られています。
サイコパスには、私たちが普段悩まされている「うつ」や「不安」が明らかにないことも分かっています。それはサイコパスが今現在を「貪り食う」ように生きているからであると言います。
マインドフルネスとサイコパスの関係性が詳しく書かれており、現在を生きられない私たちへのヒントも数多く提示されていました。
『サイコパスに学ぶ成功法則』の書評,感想,レビュー
本書の購入を決めた理由はメンタリストDaiGoさんが「サイコパスに学ぶ成功法則」をオススメしていたからです。
そもそも筆者は純粋にサイコパスに興味があって「サイコパスから学べる成功ってなんだろ?」と疑問を持ちながら本書を購入したことを覚えています。
読んでみると意外にも実践的な内容が多く記載されており、明日にでもすぐに実践できるノウハウがたくさん詰め込まれていました。
中でも誰でも説得できる5つの説得術(SPICE)がとても興味深かったです。心理学からアプローチをかけた説得術をたくさんのストーリーとともに説明されていたので、引き込まれるように一気に読んじゃいましたね。
さらに、「先延ばししちゃう性格で、何かに挑戦したいけど、なかなか一歩を踏み出せない!」という人は本書が背中を後押ししてくれるのではないでしょうか。
あなたのサイコパス度を測れるテスト用意されている
本書の巻末には、あなたがどれくらい魅力的で有能であるかを測るためのテストが複数用意されていました。
「どれくらい感情に流されやすいか?」「どのくらい先延ばし屋か?」などが数値として客観的に把握できるので、楽しみながら読むことができました。
「サイコパスに学ぶ成功法則」を読んでタメになったポイント
わたしが本書を読んでタメになった!と思うポイントをまとめているので参考にしてみてください(一部のみ)
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