このような悩みにお答えします。
本記事では寝てる時によだれが出るようになった!よだれが出る原因と対策方法を徹底解説しています。
急に寝ている間によだれが大量に出てきた!何かの病気だったりして?と不安に思ってる方に向けて書いた記事になっています。寝ているときのよだれの原因を知りたい。治したい。という方はぜひ参考にしてください。
もくじ
1. 寝ている時のよだれが出る原因
赤ちゃんは寝ている間に大量によだれを垂らしながら寝ているので、成人して大人になったあなたもよだれを垂らしながら寝ても大丈夫なのでしょうか?
答えは「ノー」です。
大人になっても寝ている時によだれをたくさん垂らしているようならば、それは何かしらの疾患であるか、身体におけるなんらかの機能不全のサインである可能性があります。
あなたのよだれの原因はなんなのか?その答えからまずは探していきましょう。
①鼻づまりによる口呼吸
寝ているとがきによだれが大量に出てしまう原因として鼻づまりによる口呼吸が挙げられます。
寝ている時にぽっかりと口を開いて口呼吸をしたまま寝てしまうと、当然ですが口から唾液がそのままだらだらと垂れてしまいます。
寝ている間に口から唾液を出してしまうのは非常にもったいないことです。なぜなら唾液の役割は大きく4つあって
- 消化を助ける
- 口臭を防ぐ
- 歯の健康を保つ
- エイジングケア
など、よだれには素晴らしい効力があるからです。
記事の後半には、よだれを出さない対策・予防法を紹介していますのでこれらの4つの特徴をきちんと利用するためにもしっかり目を通しておいてください。
②顎の筋肉が弱い
寝ている時はリラックス状態のため、口周りの表情筋が緩みがちになります。特に顎の筋肉が弱い人は口をぽっかり開きやすい状態になって、朝起きたら枕がよだれで濡れてしまうというわけです。
口周りの筋肉、特に顎の筋肉が弱い人はトレーニングで鍛える必要があります。トレーニング法については後半で詳しく説明しています。
③うつ伏せ・横向きで寝ている
仰向けで寝ているよりも、うつ伏せや横向きで寝ている時の方が口が枕元に向いているのでよだれを出しやすいです。
毎晩うつ伏せで寝ていた!という方は一度仰向けになって寝てみてはどうでしょうか?仰向けで寝ることができればよだれが垂れることなく安眠することができるかもしれません。
ちなみに、筆者がよだれを垂らしていた原因はこの「うつ伏せで寝ていた」でした。仰向けにして寝るようにしてからはよだれを出すことなく、毎晩安眠できるようになりました。
④睡眠時無呼吸症候群の可能性がある
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸一時的に止まってしまい呼吸していない時間が10秒以上が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上あれば睡眠時無呼吸症候群です。
睡眠時無呼吸症候群のほとんど患者は鼻呼吸をすることができず、すべて口呼吸をしながら睡眠をとっています。これが理由で睡眠時無呼吸症候群の患者はよだれを特に出しやすいと言われています。
無呼吸症候群と判別する目安はあります。
朝起きて、口の中が極度に乾燥してカラッカラだった!という経験がある方はもしかすると無呼吸症候群の可能性があります。
https://659naoso.com/clinicsにアクセスしてお住まいの県名から近くの医療機関に検査してもらうことをオススメします。
⑤脳卒中・多発性硬化症の病気を患っている
脳卒中患者、多発性硬化症の病気を患っている人であれば、より多量に唾液を分泌しやすいことが分かっています。
もしもこれらの病気を1つでも患っている人がいるならば、よだれが大量に出る理由はその病気である可能性が非常に高いです。
よだれが大量出るからといって脳卒中・多発性硬化症の病気があるかも!と決めつけてはいけません。寝ているときによだれが出る理由は、上で説明した①~④のケースがほとんどです。
2. 寝ている時によだれを出さないための対策・予防法
それでは、寝ている時によだれを出さないための対策と予防法について詳しく解説していきます。
なるべく対策が簡単な順番から紹介していますので、今晩から実践してみてください。
①顎の筋肉を鍛えるトレーニング
顎を鍛えることができれば、寝ている間に口をあんぐり開けてよだれを垂らすことがなくなる人もいます。
顎の筋肉を鍛えるトレーニング法は以下の3つです。
- ものを食べるときの咀嚼をしっかりと行うこと
- ガムを頻繁に噛む
- 口輪筋を鍛えるトレーニング
ものを食べるときにしっかりと咀嚼していますか?食べたらすぐ飲み込む早食いの人は特に顎の筋肉が落ちている可能性があります。
早く食べたい。。という気持ちを我慢して最低でも一口で20~30回咀嚼してから食べるようにしましょう。
それが無理な人はガムでも構いません。仕事の眠気覚ましにガムを机の上に常備しておいて、眠気がきたらよく噛んで顎の筋肉を鍛えるトレーニングを日ごろからやっておきましょう。
もっと顎の筋肉を鍛えたい!という方は口輪筋を鍛えるトレーニングをオススメします。
口輪筋を鍛えるトレーニング法は簡単で「あー」「いー」「うー」と大きく口を開けてください。その後に舌を思いっきり外に出して伸ばす。これを毎日5回ほど繰り返すだけです。
自然と口周りの筋肉が強くなって、夜中に口を開けてよだれを垂らすことが少なることが期待できます。
②仰向けで寝る
先ほども説明しましたが、うつ伏せや横向きで寝ていると、どうしてもよだれが出やすい状態になってしまいます。
わたしの場合はうつ伏せから仰向けで寝るようになってからは、寝ている時によだれが出ることはなくなりました。
そんな方は、仰向けで寝た状態で、周りを枕や座布団で自分の身体を固定してみましょう。仰向けの状態を固定することができれば寝がえりをうつ可能性が減ります。
どうしても寝がえりを打ちたい!と感じたときは「よだれが出ると口が臭くなって、好きな人に嫌われる。。」と強く自分を律するように努力しましょう。これは気合の問題でもあります。(わたしは気合で乗り越えました)
③口閉じてテープで口呼吸を抑制する
寝ているときによだれが出るほとんどの原因が、口呼吸をしながら寝ているからです。つまり、口呼吸を抑制することができれば今後一切よだれを垂らさずに済むというわけですね。
という方。大丈夫です。
市販で売られている口閉じテープをご存知ですか?
- 寝る前に縦方向にテープを口に貼る
- そして寝る
このテープを貼って寝るだけ強制的に口呼吸を抑制して鼻呼吸をすることができます。
余談ですが、わたしの母は毎晩この口閉じテープをしてから寝るようにしています。母はよくいびきや寝言を頻繁に言うので、このテープを利用したのですが、テープ貼った晩から一切いびきや寝言を言わなくなったのです。
わたしは寝ている時によだれが大量に出るので、母のこの口閉じテープを借りて貼ってみたところ、なんとよだれは一切出なくなりました。
口呼吸が原因で口臭や顔のたるみ、二重顎になる危険性もあるので、毎晩テープ1枚でこれらが予防できるなら簡単ですね。
お値段はテープ300枚入りで5144円(現在価格)と正直高いです。しかし、1枚あたりに換算すると17円なので、一日あたりで見てみると案外リーズナブルだったりします。
④枕の高さを変えてみる
枕の高さが高すぎると気道が狭くなって鼻呼吸しづらいことが分かっています。
口呼吸を頻繁にしてしまう!という人はもしかしたら、枕の高さが原因になっている可能性があります。
ここ最近枕を全然買い替えてないな。という方は自分の頭の高さにあった枕の購入を検討してみるのはいかがでしょうか。
⑤薬の副作用でないか確認しましょう
よだれが垂れてしまうのは、夜中飲み込めていないわけではなく、口から多量の唾液を作り出してしまっていることが原因の可能性があります。そしてそれは薬の副作用かもしれません。
もし、なにかしらの薬を服用しているとしたら副作用に「唾液の過剰分泌」とないかどうかチェックしてみましょう。
抗生物質や抗うつ剤の中にも、唾液の過剰分泌を促すものが存在します。今、お手持ちの薬の副作用に「唾液の過剰分泌」があれば医師に相談して、唾液が出ない薬と交換してみることをオススメします。
寝ている時のよだれは一刻も早く処置しよう
よだれを出しながら寝ていると口の中がカラッカラに乾燥してしまいます。
口の中の唾液が少なくなると以下のような症状が出てきます。
- 口臭
- 肌荒れ
- 免疫力の低下
- 細菌が繁殖しやすくなる
- 口周りの筋肉のたるみ
よだれ、唾液には口の中のを殺菌してくれる大切なものです。それを守るためにも一刻も早く寝ている時によだれを垂らすという行為をやめる工夫をしてみましょう。
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