こういった悩みにお答えます。
- 金縛りの本当の正体は睡眠麻痺という現象だった
- 金縛りにかかる4つの原因
- 金縛りの解き方は「何もしないこと」
- 夢と現実を混同するから幽霊をみる
- これから金縛りにかからない2つの対策
本記事では、金縛りの正体からその原因、解き方、対策まで分かりやすく解説しています。
金縛りでお困りの方は、この記事を読んでしっかりと改善していきましょう。
金縛りの本当の正体は睡眠麻痺という現象だった
現象を理解するために、人の睡眠のしくみについて説明します。
↓の記事に簡単にまとめているので必要であればご覧ください。(下の記事を読まなくても分かるように書いています。)
上の記事の通り、レム睡眠時は「脳」は頭の整理をするために動いており「身体の筋肉」は休んでいるため、体は動かせない状態にあります。
そこで人が「レム睡眠のとき」に起きてしまったらどうなるでしょうか。
そうです。「脳」は起きている状態で「身体の筋肉」が動かすことができない、いわゆる「睡眠麻痺」の現象が起こってしまう訳です。
この「睡眠麻痺」をみなさんは「金縛り」と呼んでいるのです。
もくじ
金縛りにかかる4つの原因
ではなぜ「睡眠麻痺」が起きてしまうのでしょうか。
これはみなさんの、日々の生活スタイルに原因がある場合が多いです。
「不規則な睡眠習慣」「睡眠不足」「過度なストレス」「働きすぎ」といったものが主な原因となります。
金縛りの解き方は「何もしないこと」
結論から言うと「何もせず、じっとしておく」が金縛りの最も合理的な解き方です。
理由を説明します。
レム睡眠時に目を覚ましてしまった場合、上記の繰り返しになりますが、脳は活動している状態で身体の筋肉は動かない状態です。
この金縛りの状態というのは「せいぜい数分程度で治まる」と、学術的な研究結果で証明されています。(RAM-on,RAM-offといった学術的な話をして根拠を説明したいところですが、皆さんが分かりやすいように小難しい部分はカットさせて頂きます。)
ここで無理に身体を動かそうとすると金縛りに対する不安、恐怖感が増すだけなので余り意味はありません。
数分までば「必ず」金縛りは解けるような脳のしくみになっているので、金縛りになっても落ち着いてじっとしておくのが良いでしょう。
わたくし筆者も心身のストレスが溜まっているときに、金縛りに襲われることが結構あります。
最初のころは、「うわ、金縛りきた!!!息ができない!!怖い!助けて!!!」と手足に力をかけようと必死になっていました。(動かそうとしても実際は解けませんでした)
ですが金縛りのしくみを理解してからは「あ~また金縛りきたな。最近仕事頑張りすぎたのかな。もっと身体休めないとな。」みたいな感じです。
金縛りになっても怖がることはありません。
落ち着いて、金縛りが解けるのを待ちましょう。
夢と現実を混同するから幽霊をみる
こういった方、少なからずいらっしゃると思います。
大丈夫です。金縛りのときに幽霊が見えてしまう理由もきちんと存在します。
何度もしつこいですが、レム睡眠というのは「脳」で頭の整理をしている時間です。
その頭の整理をしているときに、人は「夢」を見るのです。
そして、人が夢を見ている最中に金縛りになってしまったらどうなるでしょうか。
「夢と現実が混同してしまう」のです。
金縛りのときは夢と現実がぐちゃぐちゃな状態にあるので、その状態を幻覚として見てしまい「幽霊のようなもの」が見えてしまうのです。
あなたが見る「幽霊のようなもの」の正体は「夢と現実がごちゃ混ぜになってできた幻想」です。
パニックになる必要はありません。それは幻想です。
冷静に金縛りが解けるのを待ちましょう。
これから金縛りにかからない2つの対策
では、これから金縛りにかからないためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?
「十分な睡眠をとる」ことは前提として、他に具体的な金縛りにかからない対策を挙げていきます。
お酒を飲みすぎないこと
過剰な飲酒は金縛りにかかる可能性を上げてしまいます。
理由としては、アルコールが分解されて身体から排出されているときに「レム睡眠の機能のバランスを崩す」原因となり、それによって金縛りにかかりやすくなります。
金縛りで悩んでいる方は過剰な飲酒を控えるようにしましょう。
(寝酒で悩んでいる方は↓の記事をご覧ください。)
カフェインの取りすぎに注意すること
ご存じの通りカフェインには覚醒作用があります。
特に夕方以降の時間帯にカフェインを多く摂取してしまうと、睡眠中に覚醒作用が大きく働いてしまい、結果として金縛りにかかりやすくなるそうです。
コーヒーを飲むとしたら「午前中から夕方の間」に飲むことをおすすめします。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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