この記事では、夜になっても眠れない人に向けたストンと眠りにつけるようになる快眠法をご紹介します。
夜、布団に入って目を閉じるまでは良いものの、そこからなかなか寝付けないってものすごく辛いですよね。
その悩みを解決するのが今回紹介する快眠法,「刺激制限療法」という睡眠法です。
この刺激制限療法を知っているだけで、夜にすぐ寝付けるようになるとともに睡眠の質も上がります。
すぐ眠れるとたくさんの睡眠時間を確保できるので、日中の覚醒度が上がって活動パフォーマンスが上がりますよ。
もくじ
1.夜眠れない原因は「がんばって寝ようとするから」
夜になっても全く眠れないからといって,がんばって布団の中で眠りを待つという行為は,一見正しいようですが効果的な方法ではありません.
がんばって寝よう..寝よう..と思えば思うほど余計眠れなくなります.(経験がある方いらっしゃるのでは?)
この悩みを解決するのが冒頭で紹介した刺激制限療法です.
刺激制限療法とはざっくりいうと「眠くなったときにしか眠る状況に自分をおかないこと」です。
この刺激制限療法は、たくさんの睡眠学者たちが本気で最強の快眠方法を研究してたどりついた答えです。
あらゆる研究で実証された快眠法なので、実践してみる価値は十分にあります。
それでは、刺激制限療法の5つのポイントを説明していきますね。
2.刺激制限療法の5つのポイント
刺激制限療法の5つのポイントは
- 本当に眠くなったとき以外は、ベッドに横になってはいけない
- ベッドは睡眠以外の目的でつかわない
- ベッドに入っても眠れないときは、ベッドからでる
- 眠れるまで3をくり返す
- どれだけ睡眠時間が短くても、起きる時間はおなじにする
(1)本当に眠くなったとき以外は、ベッドに横になってはいけない
夜眠れないあなたはベッドでこういう経験をしたことはありませんか?
- あ~全く夜眠れない!でもとりあえず目を閉じてなんとか眠らなきゃ!!
- あ~全く眠れない!Youtubeでもみて眠くなるまで待つか!!
ベッドで横になるのは本当にあなたが眠気を感じたときだけにしてください。これは刺激制限療法の大原則になります。
(2)ベッドは睡眠以外の目的でつかわない
ベッドを睡眠以外の目的でつかうのはやめてください。
たとえば、スマホ、ゲーム、本、といった行為はベッドの上では避けるようにしてください。
なぜなら、人間の脳に「ベッドは寝る場所だよ!」と教えてあげる必要があるからです。
脳に「ベッドは寝る場所!」と教えこむことで、徐々に脳がベッドを寝る場所だとおぼえるようになっていきます。
(3)ベッドに入っても眠れないときは、ベッドからでる
ベッドに入っても眠れないときは、ベッドからでて別の部屋にいきましょう。
ワンルームで別の部屋がないという方は、布団をたたんじゃっても構いません。
つまり、ベッドに入っても眠れなかったら、いっそのこと眠らないで逆に起きておくんですね。
別の部屋にいって何をするのかというと、本をよんだり、とにかく他のことをして再び眠気がくるのをひたすら待ってください。(スマホやゲームなど画面をみてブルーライトを浴びることは避けてくださいね)
そして再び眠くなってきたらベッドに戻るということをしてください。
ちなみに「眠れなかったら」という基準は、ベッドで横になって10分経っても眠れない場合のことです。10分経っても眠れないときにはベッドからでましょう。
(4)眠れるまで(3)をくり返す
ベッドに入る⇒10分経っても眠れない⇒ベッドから出て他のことをする⇒眠気がくる⇒ベッドに入る⇒・・・・・・・・
ということをひたすらくり返してください。
刺激制限療法の大原則「眠くなったときにしか眠る状況に自分をおかないこと」を徹底するためです。
(5)どれだけ睡眠時間が短くても、起きる時間はおなじにする
この5の項目はあなたにとってちょっときつい項目かもしれません。
どれだけ睡眠時間が短くても、起きる時間は固定してください。
たとえば、あなたが朝8時に起きなければならないとします。
- 午前0時に眠れた⇒朝8時まで8時間の睡眠をすることになる
- 午前3時に眠れた⇒朝8時まで5時間の睡眠をすることになる
きついですよね。日中に眠くなるのもたしかです。私も大変でした。
では次に、なぜこんな辛いことをしないといけないのか、ということを説明していきます。
3.なぜこんなにつらい刺激制限療法をしないといけないのか
なぜこんなに大変な制限療法をわたしが薦めているのか、というと理由は3つあります。
- あなたの脳をリプログラミングするため
- あなたの体内時計をリセットさせるため
- ベッドの上は「寝る場所だ」と認識させるため
この間違った認識やあなたの体内時計を正しくリセットしてあげるには、刺激制限療法をするしかないんです。
はじめのころは日中眠くなって大変ですが、その眠気を乗りきると夜はベッドでストンと眠りにつくことができるようになります。がんばってください。
4.日中つらい眠気を乗りきるためには
刺激制限療法を実践しているはじめのころは、どうしても日中眠気を感じてしまうものです。
眠気がひどくて仕事に集中できない!!
という方はコーヒーナップという仮眠方法をおすすめします☟。
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するとともに活動のパフォーマンスが上がります。どうしても日中眠気がひどい!という方だけ実践すればOKです。
5.筆者(ぴよえもん)が刺激制限療法を実践してみた感想
わたくし筆者も、この制限療法をやる前はベッドに入ったのに全く眠れない日々がつづいていました。
眠れる時間はあるのに眠れない。これがストレスになってさらに眠れないというモンモンとした毎日をおくっていました。
しかし、刺激制限療法をしってから騙されたと思って実践してみたところ。。
たったの3日間くらい実践しただけで悩んでいた不眠症がなおったんです。
これは驚きでした。
本当は1週間くらいつづけないといけないらしいんですが、筆者の場合はたったの3日間で不眠症がなおったんです。
これはすごい。みんなに教えたい。と思ってこの記事を書いたわけです。
6.まとめ(おさらい)
おさらいとして刺激制限療法の5つのポイントをもう1度のせておきます。
- 本当に眠くなったとき以外は、ベッドに横になってはいけない
- ベッドは睡眠以外の目的でつかわない
- ベッドに入っても眠れないときは、ベッドからでる
- 眠れるまで3をくり返す
- どれだけ睡眠時間が短くても、起きる時間はおなじにする
なんといってもこの療法のすばらしいポイントは
全くお金がかからない
ところなんですね。
本気で夜寝つきをよくしよう!と思っている方は今日から実践してみてください。
もちろん不眠症の方にも効果的です。むしろ不眠症の方が実践してください。
以上『夜に全く眠れないあなたへ。すぐに眠りに入れる「刺激制限療法」をご紹介します。』でした。またね。
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