こういった悩みにお答えします。
✓目次<本記事の内容>
- 不眠症の原因は「遺伝とストレスによる代謝率の増加」だった
- あなたは本当に不眠症?
- 不眠症は3~5割は親の遺伝で決まる
- 不眠症の根本原因は「ストレスによる代謝率の増加」
- 薬に頼らない不眠症の治し方を6つ紹介
不眠症の原因は「遺伝とストレスによる代謝率の増加」だった
不眠症についてはよく「ストレスが溜まりすぎて精神が不安定な状況にあるから寝付けない」と説明しているサイトがいくつも散見されます。
これは正しいのですが、もう少し詳しく説明するとより不眠症についての理解が深まり、あなたの不眠症改善の役に立つはずです。
以下では、「不眠症がなぜ起こるのか、そのメカニズムを詳しく説明しています」
最後には不眠症の改善・治療方法まで説明しているのでぜひ参考にしてみてください。
もくじ
あなたは本当に不眠症?
不眠症で悩んでいるそこのあなた、あなたは本当に不眠症ですか?
「私は一晩中全く眠れなかった!だから私は不眠症だ!」と早合点してしまう人が多いのではないでしょうか?
しかし、「本人は夜寝れていないつもりだったのに、実はぐっすりと熟睡していた」という「逆説性不眠症」と呼ばれる精神的な病の可能性もあります。
この症状は「心気症の一種」と考えられています。
あなたが眠っているのか眠っていないのかを判断するためには、寝ている間に脳波を測定する以外ありません。
不眠症で悩んでいるあなたが医療機関に足を運んで、寝ている間に脳波を測定してもしも熟睡している脳波を検知したならば「睡眠医療ではなく精神科」による治療をおすすめします。
意外とこの逆説性不眠症のケースが多く存在しているため、睡眠医療の世界では深刻な問題となっているそうです。
また、逆説性不眠症以外にもあなたが不眠症であるかどうかを判断できる基準をいくつか挙げてみます。
- 睡眠の量、質に不満を持っている(例えば、寝つきが悪い、眠りが浅い、途中で起きる、早朝で目覚めてしまうなど)
- 日中に極度のだるさや睡魔に襲われる
- 週に3日以上不眠の状態になり、それが3カ月以上続いている
- 不眠症と似たような心身の病気にかかっていない
こういった症状が数カ月続くようであれば、あなたは不眠症である可能性があります。
本記事の最後には「薬に頼らない不眠症の治し方を6選」紹介しています。
この治し方を実践してみて不眠症が治らないようであれば「睡眠専門の医療機関」に受診されることをおすすめします。
「睡眠専門」である理由は、睡眠に特化した医療機関でないとすぐに「睡眠薬」で解決しようとします。睡眠薬での慢性的な不眠症の治療は存在しません。一時的な解決策にしかなりえないのです。
慢性的な不眠症を治したいのであれば、睡眠薬に頼らない方法を念頭に置いておいてください。
不眠症は3~5割は親の遺伝で決まる
不眠症による原因は「精神的なストレス」によるものが大半ではありますが、残念ながら「親からの遺伝」である場合もあると研究で分かっています。
研究のデータによると「親から子供に遺伝する確率は28%~45%」であると分かっています。
しかし、この数字からすると不眠症の原因は遺伝が全てではありません。大半の患者は遺伝以外か、遺伝と環境の両方が原因となっている場合が多いです。
「遺伝だから治せないじゃないか!」とは言い切れないので、とりあえず最後に紹介する「薬に頼らない不眠症の治し方6選」を実践してみましょう。
不眠症の根本原因は「ストレスによる代謝率の増加」
「精神的なストレス」と一言で言っても大きく分けて2つの精神的ストレスがあります。それは
- 悩みや心配事
- 落ち込みや不安
です。布団に入ったら目をつぶって、いろいろと考えてしまいますよね。それが不眠症の原因になっている可能性があるのです。
もう少し詳しく不眠症の原因について掘り下げてみます。
この2つの精神的ストレスを過度に感じてしまうと、交感神経に関する神経系が活発に活動してしまうことが分かっています。
交感神経系が過活動してしまうと、生理的な反応として以下のような症状が現れます。
- 脈拍が速くなる
- 血流が増える
- 代謝率が上がる
- コルチゾールなどのストレスホルモンが分泌される
- 脳が活性化する
このような生理的な反応が無意識に身体の内で起こっているわけです。
とくに「代謝率が上がることで身体の深部温度が下がりにくくなる」ため、眠るのが困難になってしまいます。
これでは「脳が常に活動、緊張状態にあるとほぼ等しい状態」なのです。
これでは良質な睡眠とはほぼ無縁の睡眠となってしまいます。
これが本当の不眠症の理由だったのですね。
薬に頼らない不眠症の治し方を6つ紹介
では次に「薬に頼らない不眠症の治し方」を6つ紹介します。
どの方法も今日から実践できるものばかりです。
この記事で紹介したいのですが、文量が多くなってしまいますのでお手数ですが↓の記事に移動して確認されてください。
また、「不眠症は治ったが質の良い睡眠がとれない」という方は↓の記事を参考にしてみてください。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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