プラシーボ効果(思い込み)で不眠症は治る【睡眠を心理学から考える】

ぼくは不眠症で、睡眠薬とかアルコールを飲まないと夜寝付けないんだ。お医者さんからはアルコールは睡眠の質に悪いから控えるようにしなさいって言われてるけど・・・。不眠症って簡単に治せる方法ってないのかな?

こういった悩みにお答えします。

✓目次<本記事の内容>

  • プラシーボ効果(思い込み)で不眠症は治る
  • プラシーボとは偽薬という意味
  • プラシーボ効果のメリット
  • プラシーボ効果は応用の幅が無限大

プラシーボ効果(思い込み)で不眠症は治る

不眠症でお困りのみなさん、睡眠薬やアルコールに頼ってばかりいませんか?

もちろん、睡眠薬やアルコールは即効性があり寝つきが良くなるのは確かです。

しかし、それでは慢性的な不眠症の解決とはなりません。

さらに依存症になってしまった場合、身体への悪影響は計り知れないものになってしまいます。

例えば睡眠薬の依存症になってしまった場合、将来認知症になる確率が3.5倍に跳ね上がるという恐ろしいデータもあります。

以下では、薬やアルコールに頼らない「プラシーボ効果」と呼ばれる方法を用いて不眠症を治す方法を説明しています。

ぜひ参考にしてください。

プラシーボとは偽薬という意味

「プラシーボ(placebo)」は偽薬という意味です。

ここに不眠症を治す効果がない薬が1つあったとします。

お医者さんが「これは不眠症に効果的なお薬ですよ」と言われて、それをあなたが脳で「思い込む」ことによって服用しました。

すると驚いたことに、不眠症を治す効果がないのにも関わらずその日はぐっすりと眠れるわけです。

これは睡眠と脳のシステムが密接にかかわっていることを示しています。

こういった療法を「認知行動療法」とも言われています。

個人差ももちろんありますが、「その効果を理解して(思い込むことで)実際に行動する」ということは人間の心理学的側面から考えても効果があると分かっています。

プラシーボ効果のメリット

プラシーボ効果のメリットは明らかです。

睡眠薬やアルコールを使用しないということは「依存症を避ける」ことにつながります。

過剰のアルコール摂取は逆に睡眠の質を悪化させます。

さらに副作用ももちろんありません。

リバウンドという概念もありません。

そしてお金もかかりません。

ただ思い込んで行動に移すだけで不眠症を治せるなら試してみない理由はありませよね。

みなさんの中には意外に「この薬で不眠症治るんだろう。心配だな」と不安に思ってる方が多いと思います。

まずは思い込む、信じることが大切です。

自己啓発みたいになってますが、これはきちんとした科学的な結果あっての説明です。

騙されたと思って今日から始めてみましょう。

プラシーボ効果は応用の幅が無限大

プラシーボ効果というのは、不眠症だけに向けた治療法ではありません。

1日の仕事パフォーマンスを上げることにも応用ができます。

例えば、朝起きてこう考える人がいたとします。

「今日は大事なプレゼンがあって気が滅入っちゃうな。緊張して失敗しそう・・・。」

こういったマイナス、ネガティブな考えの人は人生何事もうまくいきません。逆にこう考える(思い込む)のです。

「前々からプレゼンの準備してきたし、今日はなんだか全て上手くいく気がする!失敗したとしてもそこから学べることもあるからポジティブに考えよう!」

これがプラシーボ効果の応用です。このプラシーボ効果はどんなシチュエーションでも使えます。

例えば「ダイエット、勉強、仕事、人間関係」なんでも使えちゃいます。

治療、上達速度を上げたければこのプラシーボ効果を考えて行うと、さらに効果が期待できるのです。

いかがだったでしょうか?

思い込むというのは大事なことだ、ということが理解できてもらえたなら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました

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