このような悩みにお答えします。
✓目次<本記事の内容>
- あのGoogle社も採用している「超一流の仮眠術」
- 「眠気・睡魔」をチャンスと考える
- 最も効果が得られる仮眠時間は「20分」
- 仮眠前には「カフェイン」をとる
- 仮眠する時間がなければ「1分間」でも目を閉じる
あのGoogle社も採用している「超一流の仮眠術」
アメリカのGoogleなどの海外大手企業は「パワーナップ(仮眠)」を積極的に採用しています。
またスペインでは「シエスタ」と呼ばれ昼食後には、たとえ仕事の日であっても仮眠をとる風習があります。
なぜなら、「睡魔、眠気」というのはその後の仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えることを彼らは熟知しているからです。
睡魔における生産性の低下は、その企業にとって大きな損失になってしまうことが明らかになってきました。
これからの企業、さらには学校というものは積極的に「仮眠」を取り入れることが当たり前の時代になってくると筆者は感じています。
以下ではその「仮眠方法、仮眠がどれほどパフォーマンスに影響を与えているのか」を詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
もくじ
「眠気・睡魔」をチャンスと考える
みなさんは昼食をとった後、午後の時間に眠気を感じたことが一度でも経験があるはずです。
午後に眠たくなる現象を「アフタヌーンディップ」と言います。
このアフタヌーンディップというものは「夜寝る以外で、人の脳や体温が眠気を感じる条件がそろった唯一の時間」と言われています。
ここで真面目な人たちはこの「アフタヌーンディップの眠気に抗おう」とするのです。
眠気に抗いながら仕事や勉強をしても、生産性の向上は微々たるものです。むしろ悪化してしまいかねません。(時間に対する生産性が低い、つまりコスパが悪いということです)
ここは逆転の発想をして「睡魔、眠気をチャンス」として考えるのです。
事実、「午後に仮眠をとったグループ」と「午後に仮眠をとらなかったグループ」とで分け、とある実験器具を用いてリアクションタイムを測定しました。
すると予想通り「午後に仮眠をとったグループ」の方がリアクションタイムが短かったんですね。
つまり「判断力、行動力がともに上がった」のです。
この科学的事実があるのにも関わらず、仮眠をとらないわけにはいきません。
では次にどのくらい仮眠時間をとればいいのかを説明していきます。
最も効果が得られる仮眠時間は「20分」
これは数々の研究で分かった事実なので、理由は詳細には分かりませんが「20分が最も仮眠の効果が得られる時間」ということが判明しました。
そう思いますよね羊さん、でも実は「20分を超えると逆にパフォーマンスが落ち始める」ことも分かっているんです。
しかも「1時間以上の仮眠をとってしまうと将来認知症に確率が2倍になる」という怖いデータもあるのです。
また、「日ごろから仮眠の習慣がある人」と「日ごろから仮眠をしていない人」の将来認知症になる確率を比べると「日ごろから仮眠の習慣がある人」の方が将来認知症になる確率がなんと約7分の1になるという驚きのデータも出ているのです!
これは仮眠をとらないわけにはいきませんね。
明日から早速20分仮眠を実践しましょう!
仮眠前には「カフェイン」をとる
羊さん実はそれが少し違うんですよ。
例えば、仮眠前にコーヒーを飲んだとします。
カフェインというのは体内に入ってすぐに覚醒効果が出てくるのではなく「約20分後」に覚醒効果が出てくるということが分かっています。
つまり、仮眠して20分後にちょうど覚醒効果が現れ、起きるころにはすっきりと目覚めることができるというわけです。
ここで、コーヒー以外にカフェインが含まれる食品をいくつか挙げておきます。
- 緑茶
- 紅茶
- 抹茶
- チョコレート
- ココア
あなたが手軽に手に入れられるものを選ぶと良いでしょう。
仮眠する時間がなければ「1分間」でも目を閉じる
という方もいらっしゃると思います。
そのときはトイレでも良いので「1分間だけ」目を閉じてみてください。
これはマイクロスリープと呼ばれる仮眠方法です。
人間の入ってくる情報は視覚からが8割だと言われています。
この視覚情報の8割を1分間だけカットして、脳を休ませてあげるだけでも効果が見込めます。
どうしても20分を確保できない方は、マイクロスリープを実践してみると良いでしょう。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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